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モラハラ妻とお付き合い

合コンのような出会いから数週間。

何度か食事をしたり買い物したりしてからお付き合いすることになりました。
モラハラの気配など微塵もなく、よく笑う買い物が好きな普通の女の子でした。

僕が彼女を好きになった理由。
それは故郷をとても愛していた事でした。

正月やお盆、連休は故郷の実家に帰って家族と過ごす

ごくごく普通の事かもしれませんが、彼女の派手な風貌とのギャップが凄く衝撃的でした。
「休日の前の夜はクラブに入り浸り、休日は合コンや買い物三昧で実家にはめったに帰らない」という僕のギャルに対する勝手なイメージを見事に破壊してくれました。

ギャルが「故郷の両親をとても大切にしている」という事が新鮮というか魅力的に感じました。

そしてお付き合いがスタート

この時はまだモラハラの気配は全くありませんでした。

完全に普通のカップルです。

ある日、彼女が「私が住んでるところ凄く便利が悪いんだよね。幸男ちゃんちはめっちゃいいよね。」と、引っ越したい気持がある事を話してくれました。

確かに僕が一人暮らししていたところは便利が良かった。
「じゃあ、うちで一緒に住む?」と軽い気持ちで話したところ「住む!」と即答。

恋人と同棲するという事は初めてではなく、好きな人と毎日顔を合わせる事も苦ではなかったのであっさりと一緒に住むことに決まりました。

引越し開始

行動力のある彼女はさっそく引っ越しを開始。

「お父さんとお母さんにも引越し手伝ってもらうから一緒にご飯行こうよ!」と彼女に話を持ち掛けられた時、「どんなご両親なんだろう、殺伐とした空気じゃなければいいな…。」と不安に思っていた僕。

そして、故郷から駆けつけていたご両親と緊張の初対面。
ご両親はニコニコとした優しそうな方々でした。
すごく柔らかくて温かい雰囲気で良好な親子関係が築けているんだなあ、というのが第一印象。

僕の不安は本当に一瞬で吹き飛びました。

挨拶を済ませて車で荷物を僕の部屋に運ぶ。
車内は楽しい雰囲気でいっぱいでした。

その日の夜はみんなで外食。
相変わらず楽しく美味しい食事をいただきました。

ただひとつ気になったこと。

彼女をめちゃくちゃもてはやす

自分の子どもを大切にするというのは当たりまえです。
ただ、何というか上司と部下?ボスと子分?もちろん敬語ではありませんでしたがとにかく凄かった。

ニコニコと楽しそうに話をする娘を、温かい笑顔を浮かべて聞き続ける彼女のご両親。
本当に自慢の娘なんだなあ…と思っていました。

そして彼女のご両親を見送り、モラハラ妻となるギャルとの同棲生活がスタートしました。