モラハラの証拠を集めて残す
- モラハラの被害を証明するためには証拠が必要
- モラハラ音声
- 日記やメモ
- LINEやメール
- 破壊行為の証拠画像
- 心療内科の診断書
- 第三者の証言(親族や友人)
- 専門機関への相談の履歴
- モラハラ加害者を倒す最初で最後の一発(攻撃)
モラハラの被害を証明するためには証拠が必要
モラルハラスメントはわかりにくい
本当にそのとおりだと思います。
証拠がない場合、どれだけ被害者が訴えかけても第三者からすれば【ただの夫婦喧嘩】
ひどい時は【のろけ話】と思われてしまう事もあるでしょう。
そこに加害者の言い分が加われば、さらに最悪の展開になります。
第三者(被害者の友人や家族など)は被害者に向かってこう言うでしょう。
「それは、あなた(被害者)が悪いよ。」
「それは、怒られても仕方ないんじゃないかな。」
「あなた(被害者)のためを思って言ったことなんだから頑張りなよ。」
加害者の達者な話術で丸め込まれた第三者は、良かれと思って被害者を勇気づけるでしょう。
しかし、第三者はまったく悪くありません。
【「離婚」という夫婦の重大な選択】です。できる事なら仲睦まじく夫婦生活を送ってほしいという気持ちがあります。
モラハラ加害者の口の上手さは、被害者であるあなたが一番よく知っているはずです。
悲劇の主人公となり、周りの人間(第三者)を味方につけて、あなたを逃すまいと追いかけてきます。
僕は、モラハラ妻のそういうところを忘れて何も持たずに逃げ出すところでした。
証拠が無いまま裁判へと突入していたら、僕の証言に対してモラハラ妻は間違いなくこう言います。
「そんな事は言ってません。」
「そんな事はしていません。」
「彼のためを思って、一生懸命になり過ぎていたのかもしれません。」
不幸を背負い、目に涙を浮かべ、相手の目をしっかりと見つめながら全員に訴えかけます。
気分は大女優です。
何よりも、本当に悪い事をしたと思っていないのがモラハラ加害者の怖いところ。
【モラハラ?そんな事は絶対にしていません。】と加害者は心の底から本気で訴えかけてくるので説得力があるのです。
それとは逆に【証拠が無いなら押し通せる】と、自覚があるのに虚偽の訴えを仕掛けてくる質の悪いパートナーも存在します。被害者を舐めきっているのでこういう事を普通にしてきます。
そして、こういう人ほど声が大きくてやたらとアグレッシブなので要注意です。
今まで受けた精神的ダメージの傷が深くて精力的に行動できない被害者とは逆に、かなりアグレッシブに行動し、様々な味方を付け、法律や言論、あらゆる武装をしながらあなたを追いかけてくるでしょう。
逃げる者と追いかける者。
証拠が無いなら【不幸を背負いながらも一生懸命追いかけている方を応援したくなる】のが人間です。
モラハラの証拠が無くても離婚できるかもしれませんが泥沼になる事を覚悟しておいた方がいいと思います。
ここまできて「証拠が無いから離婚できない」「ズルズルと関係を続けなくてはいけない」なんて流れは最悪ですね。
協議離婚や調停で離婚できれば問題ないのですが、パートナーがモラハラ加害者だとすんなり離婚してくれない可能性が非常に高いです。
一秒でも早くモラハラの支配から抜け出したい方は、反論させないほどの証拠を集めて離婚に向けて最後の戦いに挑みましょう。
第三者が「これはもう夫婦生活は無理!今までよく耐えたね!すぐにでも離婚に向けて動き出そう!」と言ってくれるくらいのモラハラの証拠を集めて残しましょう。
モラハラ音声
モラハラの証拠としてトップクラスに強いのが音声録音です。
僕は小型のボイスレコーダーでモラハラ妻の音声を録音する事に成功しました。
30分×2本分のモラハラ音声と僕の証言で【妻からモラルハラスメントを受けていた事実】と【夫婦関係の破綻】を証明する事ができました。
当時はスマホはなくガラケーだったため、小型とは言っても手のひらで握りしめたらはみ出てしまうくらいのそこそこ大きめのサイズのボイスレコーダーをポケットに忍ばせてモラ妻との会話を録音しました。
一番重要な事はいつもどおり自然な流れで録音する事が重要です。
第三者に聞かせるための証拠音声ですから自然ないつもの状況を録音する事が大切です。
決して加害者を煽ったりしてはいけません。いつもどおりの会話を録音します。
いつもどおり、モラハラ加害者はアホみたいな屁理屈で固めた自己中心的な話を勝手にペラペラと話してくれます。
そして、いつもどおりの暴言や人格否定を交えた罵倒、絶叫、怒鳴り声のオンパレード。
最後のスターマインが始まります。
この時だけは、モラハラ加害者を信じましょう。
彼らはやってくれるはずです。
日記やメモ
日記やメモも、モラルハラスメントの証拠として弁護士の先生や裁判所に提出する事が可能です。
日時やその時の状況をわかりやすく書きましょう。
日記をつけた期間が長い方が信ぴょう性が高くなるので、加害者に見つからないようにこまめに記入しておきましょう。
スマホの日記アプリなどのデジタルデータよりも、手書きの日記がいいようです。
デジタルだと後日改変が可能なので信頼性が下がってしまうようです。
LINEやメール
モラハラ加害者とのLINEやメールのやり取りも残しておきましょう。
これは加害者に怪しまれることなく自然な感じで残すことができそうですね。
ただし【スマホが壊れてデータが消える】という事がないようにどこかにバックアップしておいた方がいいですね。
破壊行為の証拠画像
食器や壁などに怒りをぶつけるモラハラ加害者もいるようです。
破壊した箇所を撮影して証拠として残しておきましょう。
心療内科の診断書
被害者の方は精神的に弱り、精神科・心療内科などに受診する事もあるかと思います。
その時の通院履歴や診断書も立派な証拠になります。
医師に「モラルハラスメントで~」と伝えると良いようです。
第三者の証言(親族や友人 )
悩みを相談したり、状況を報告して第三者に知らせておく事も大切です。
ただし、モラハラ加害者ともそこそこ距離が近いという事もあり、すでに根回しされて丸め込まれている恐れもあります。
そこだけは気をつけましょう。
専門機関への相談の履歴
警察や、モラルハラスメントの悩み相談所などの履歴も残しておきましょう。
モラハラ加害者を倒す最初で最後の一発(攻撃)
モラハラ加害者に反論させないための【証拠】
それは、今まであらゆる口撃に耐えてきた被害者の、最初で最後の一発(攻撃)だと思います。
証拠を残している時は本当に恐怖です。
こういう時はやたらと勘が良いモラハラ加害者もいる事でしょう。
絶対に見つからないように、かなり慎重に証拠を残さなければいけません。
僕の場合、加害者は女性(妻)だったわけですが、ボイスレコーダーの録音ボタンを押すときは手が震えました。
もし見つかった時【何をされるかわからない】という恐怖。
女性が、モラハラ夫の証拠を残す時は本当に怖いと思います。
録音する日時を決めたら友人や家族に伝えて、家の外で待機してもらうくらい万全に準備しておいた方が安心かもしれませんね。