長時間の説教
数時間にも及ぶ長時間の説教
モラハラあるあるですね。
「無駄遣いした」「約束を破った」など、こちらが悪ければもちろん素直に反省し、謝罪しなければいけません。
モラハラ加害者の説教の何が問題なのかというと「そんな事で夜から朝まで説教するの?」という事です。
例えば
・『おやすみ』の言い方が悪ければ「その不愛想な言い方は何だ」と怒る
・友達の話や学生時代の話を楽しそうにしたら「今の生活がつまらないのか?」と怒る
・「何その顔?何か不満あんのか?」と怒るけどそれは僕の素の顔(真顔)です。
ほんのわずかな怒るきっかけを探して説教が開始されます。
もちろん、説教といえるほど高尚な内容ではありません。
加害者が被害者に対してひたすら暴言をぶつけ淡々と傷つけるだけの行為。
翌日、仕事だろうが家族旅行だろうが実家だろうが、妻の機嫌を損ねれば決行されます。
僕の場合は夜。
子どもたちを寝かしつけてから説教タイムが始まる事が多かったです。
説教が終わる時間は基本的に朝方。
早朝4時に終わる事もあれば6時に終わる事もあります。
1時間で終わった事はありません。
僕が自営業になってからは仕事そっちのけで昼間から説教が始まる事もありました。
モラハラ妻による長時間説教の内容
内容は下記のとおり
- 罵倒・怒鳴る
- 人格否定
- こちらの意見を聞いては全否定
- 謝罪要求の連続
- 唐突に始まる無視
こんな感じでしょうか。
この中で一番印象に残ってるのは【唐突に始まる無視】です。
話が全く進まなくなりますからね。
早朝4時にされるとかなりきついです。
あと数時間後には仕事に行かなくちゃいけないのに…このままだと睡眠時間が…と気持ちが焦りだします。
ここで「ごめん、明日仕事なので寝ます。」と言って寝室に行っても普通に追いかけてきます。
そして、子どもが寝ている寝室で罵倒を開始。
子どもが起きそうなくらいの大声を出すため再びリビングに戻る事になります。
そして【説教再開】かと思いきや、まさかの【無視再開】
地獄です。
長時間説教の目的
モラルハラスメントを知ってる人も知らない人も「加害者も疲れるのでは?」と疑問に思うこの行為。
モラハラ加害者が長時間にも及ぶ説教を行う理由は一体何なのか。
数年間、モラ妻と生活してきた僕はこう思います。
「気持ちいいから。」
これだけだと思います。
自分の中の何かが満たされると共に、被害者をボロボロにして服従させる事ができる。
加害者側は全く疲れないと思います。
だって気持ちいいから。楽しいから。
お酒を飲んで眠そうな顔をして「さあ、寝よう。」というタイミングで普通に始まりますからね。
「あ、そうだ。寝る前にいっちょやっとくか。(説教を)」というノリでしょう。
モラハラ妻にとっては睡眠よりも楽しい時間だったのは間違いありません。
内容は本当に滅茶苦茶なものだった…という事しか覚えていません。
それくらい中身のない話でした。
始まりのきっかけも重箱の隅をつつくような事ばかりで覚えていないレベルです。
覚えているのはつらつらと話している最中のモラハラ妻の恍惚とした表情。
心無い言葉にダメージを受ける僕の姿を見るたびに饒舌になる罵倒。
その日に見た妻の姿の中で一番生き生きとしていました。
- 気持ちいいから
- 満たされるから
- 被害者が傷つく姿が見たいから
- より服従させるために
- 自分の存在価値を高めるため
- 自分の凄さや強さを再確認させるため
モラハラ加害者が長時間の説教を行う理由はだいたいこんな感じだと思います。
加害者の完全な自己満足です。
ダメージを与える事ができるなら中身などなくてもいいのです。
僕が生きてきた中で一番無駄な時間だったと断言できます。
パートナー(配偶者)から長時間説教を受けている方へ
今まさに旦那様や奥様から数時間にも及ぶ説教に悩まされている方に伝えたい事。
モラハラ加害者の説教を絶対に真に受けてはいけません。
あなたを傷つけるために、それらしい流れでそれらしく話してるだけです。
中身は空っぽです。
そして「ちゃんと理解してるのか?」「反省してるのか?」と、あなたに執拗に確認してくるでしょう。
俳優になった気分で「はい…。」と心を込めて答えましょう。
あなたの演技力を見せつける時です。
正論で返しても滅茶苦茶な理由で否定されるだけですからね。
説教が終わるタイミングも加害者次第です。
ここは加害者の心を満たして早く終わらせるためだけに、全力でお芝居しましょう。
お芝居しながら、
「次、ボイスレコーダーを使うタイミングはどこにしようかな」
「弁護士の先生に何て相談しようかな」
「離婚したらどんな仕事をしようかな」
「焼肉食べたい」
など、考える事はたくさんあります。
できるだけダメージを軽減する事に集中しましょう。
睡眠不足で仕事がつらいし、加害者の悦に入った表情を見なくてはいけない苦痛が続きますが、何とか乗り越えてください。
配偶者がモラハラだったみんなが乗り越えた道です。
大丈夫。