はじめに
はじめまして。
幸男と申します。
「モラハラ妻から逃げた夜」はモラハラ体験ブログです。
深夜2時、隣県にある実家を目指して歩いていました
5年間という短い結婚生活の最後。
妻と子どもたちが眠る寝室から静かに抜け出し、財布だけを手に持って、ヨレヨレのジャージ姿のままマンションから逃亡しました。
友人との付き合いを禁止され、財布の中には小銭だけ。
そんな僕が目指したのは隣県にある実家。
深夜の住宅街から河川敷、線路沿い、そして山を二つ越えて、朦朧とした意識のまま歩き続けた夜。
こんなはずじゃなかった
妻からモラハラを受けいている男性、夫からモラハラを受けいてる女性、モラルハラスメントの被害にあっている方はたくさんいます。
なかにはモラハラの被害者になっている事さえ気付かず、何かがおかしい…と思いながら苦しい日々を送っている方もおられます。
精神的虐待、精神的暴力。
この苦しみは実際に被害に遭わないと理解してもらえないかもしれません。
妻に出会うまでは、僕は確かに普通の男だった
学生時代は友人とバカ騒ぎをし、部活動に精を出し、恋愛や失恋を経験し、アルバイトを始めると仕事仲間ができて仕事が終われば飲みに行く。
職場では上司や後輩と良好な関係を築き、様々な困難を乗り越える。
性格的にも、自ら敵を作るタイプではなく、誰とでも和気あいあいと楽しく過ごせる人間だったと思います。
そんな僕が妻に出会い、時が経つにつれてどんどん臆病な人間へと変わってしまいました。
常に妻の顔色を窺い、機嫌を損ねた時は一日中罵られながら謝罪し続ける。
「謝罪するくらいどうってことないだろう、悪い事をしたんだし謝るのは当然」と思う方もいらっしゃるのは当然です。
モラハラの被害に遭うまでは僕もそう思っただろうと思います。
自分に非があるならば謝ります。
心を込めて謝罪し、同じことを繰り返さないように努めます。
20年以上生きてきて、様々な人たちと接しながらいろいろな事を学んできたつもりです。
自分が悪ければ謝る、相手の話をきちんと聞く、思いやりを持って友人や恋人と接する、当たり前のことを当たり前にしてきたつもりです。
しかし、妻は違いました
僕には妻が怒っている原因がわからなかったのです。
理由を聞いても教えてくれることなく完全無視。
たまに口を開いても意味不明な理由を叫びながら罵ってくる。
原因がわからないまま、心当たりのある事を思い出しながら謝る僕。
それに対し、目も合わせず口も開かない妻。
一日中謝り続けた次の日。
何事もなかったかのように、少し照れくさそうに話しかけてくる妻。
解決した理由、機嫌が直った理由もわからないまま
解決した理由がわからないのです。
「昨日はやっぱり○○が原因で怒ってたの?」と聞いてもはぐらかされるだけ。
それが毎日のように繰り返されれば本当に怖くなります。
そんな生活を続けているうちに、最後は自分の中の何かが壊れました。
出会いから結婚、そして離婚に至るまでの経緯や内容をブログを使って発信していきます。
文章を書くのが非常に苦手なため読みづらい箇所も多々あるかと思いますがお許しください。