モラハラ妻とお金と節約

お金への執着が半端なかった
モラハラ妻と同棲するようになってからお金の使い方がガラッと変わってしまいました。
季節に合った服を何着か購入してそれを着まわす、ギャンブルはしない、楽しみはレンタルDVDと月に1回くらいの飲み会など、僕自身あまり無駄遣いするタイプではありませんでしたが、それがさらに切り詰められてしまいました。
僕の給料は全額彼女のもとに
同棲カップルによくある事…なのでしょうか。
僕にはお金の管理を任せることはできない、という事で彼女が管理する事に。
僕のアルバイトの給料は日給で12,000円でした。バイト歴は3年目くらいで、バイトリーダーのような役職をもらい、50人くらいの年上や年下の後輩たちに仕事を教えながら引っ張っていく。
和気あいあいとしている職場でめちゃくちゃ楽しかった思い出があります。
そして彼女の仕事は…よくわかりません…。
話を聞くと、イベントコンパニオンやキャンペーンガールのような感じでした。
電話があれば現地の店舗に行き、PRしたい商品にお客さんが近づいてきたらチラシなどを手渡ししていたようです。
店舗の前でティッシュ配りなんかもしていたようです。
その日によってもらえるお金に違いがある、との事で詳しい給料も聞き出せませんでした。
とりあえず、お金の管理をしっかりしてくれる女性とお付き合いしたのは初めてという事もあり「凄いな、こんな感じなのか~」と感心していましたがおかしなところも多々ありました。
無駄なお金の節約方法
まず最初はアルバイトへの通勤方法。
ちょっと意味がわかりませんでした。
会社から交通費としてお金を貰っているのに、そのお金が仕事のたびに減っていく事が嫌だったようです。
当然、交通費が貰えなくなったのでお金はプラスマイナスゼロ。
そして通勤に時間がかかるようになってしまったので朝は30分早く家を出て、仕事が終われば30分かけて家に帰る。
交通費を貰えて通勤時間も短縮できるのになぜこんな無駄な時間を…、と思いながら自転車で帰宅している時、彼女から携帯電話に連絡がありました。
…この子、アホなのかな?
本気でそう思いました。
彼女が納得するように、バカ正直に従う僕もアホですが、こうなる事を彼女は予測していなかったようです。
お金の出入りしか見ていない。
まさにこれでした。
「出費を減らす」という事しか彼女は考えていないのです。
会社から交通費を貰えてそれで時間短縮ができる!という素晴らしい流れをぶっ壊し、時間を無駄にしてまで出費を減らそうとするのです。
結婚してからもこんな事がありました。
・1円安いガソリンのために隣の隣の町まで遠征に行く。
・パーキング代をケチって駐車禁止を食らう。(レッカー移動あり)
・10年使える1万円の製品よりも、1年で壊れる5千円の製品
・ビールをお得なケース買いをせずに、その日飲む分だけ単品購入。
安物買いの銭失い
その時安く買えればそれで良いという考えでした。
やはり一番アホらしかったのは30分400円のパーキング代をケチって駐禁を食らった時ですね。
罰金は1万5千円くらいだったと思います。
これを何度も繰り返してしまうほど目先のお金しか見ていませんでした。
自己投資は惜しまないモラハラ妻
僕が持つお金、二人でデートする時の費用は切り詰めますが、自己投資は惜しまない彼女でした。
仕事から帰ると、女性向けのオシャレ雑誌や服に化粧品など、自分へのご褒美と言えるものが増えています。
こうなってくるとさすがに普段からのほほんとしている僕にもわかります。
他人に節約させた分のお金を使って自己投資
嬉しそうに新しい服を着たり、化粧品のパッケージを眺めている彼女。
その光景を見て僕は自然と言っちゃいました。
彼女の返事は、
でした。
僕の財布には毎日150円しか入ってない。
仕事に行く前に150円を手渡され、昼ごはんは職場近くの激安スーパーで30円弱の炭酸飲料と菓子パン一つ。
帰宅すると、おつりは没収。
お腹ペコペコで帰宅すると晩御飯は袋ラーメンが基本。豆腐一丁なんてこともありました。
さすがにこの時期はめちゃくちゃ痩せました。
気になる彼女の食生活
仕事がある日は上司がランチを毎回おごってくれるそうです。
そして帰り際に、春雨スープやらダイエットに効果的なおやつや夜食を渡してくれる。
これ絶対に怪しいだろうと誰もが思う関係です。
※ちなみに僕が食べた豆腐は上司からの贈り物でした。とても美味しかったです。
そして当時の彼女はダイエットのため、あまり食事をする事がありませんでした。
それに僕も合わせる事になったわけです。
やっぱり白米は毎日食べたいので「お米買おうよ」と提案しましたが「私はお米食べない」の一言で一蹴されました。
俺は食うんだよ!!!
と心の中で叫びましたがそれ以上は何も言えませんでした。
この時期から僕も少食になり、大好きなビールも飲めずガリガリに痩せてしまいました。
20代前半の若さと元気があったので「お腹空いたな~」くらいでその期間を乗り越えることができました。
彼女の財布をチラ見してみた
彼女とデートをしたある日。
支払いする彼女の財布の中身をチラッと目撃してしまいました。
万札がいっぱいでした。
デートなのに僕の財布は空っぽ。ただの免許証入れと化していました。
デートと言っても彼女の買い物に付き添っているだけでした。
そういえば、デートと言っても彼女の買い物に付き添っているだけでした。
「これ似合う?おかしくない?細く見える?」など試着した感想を求められてそれに答える。
一日中、オシャレなショップを回って大量の服を購入して嬉しそうな彼女。
僕は「今日はこんなにティッシュ貰っちゃったよ~」と商店街で貰った無料のポケットティッシュを数える。
そんな感じで彼女のお金に対する執着を見せつけられる同棲生活を送りました。