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モラハラ妻の無視攻撃

同棲初日で突然始まったモラハラ妻の無視攻撃。
無視が始まってから3時間くらいは経過しているのに一向にこちらを向いてくれる気配はありませんでした。

すぐそばにいる相手にここまで徹底的に無視されるのは初めての経験です。

・まっすぐ家に帰らなくてごめんね。
・漫画が嫌いだった?ごめんね。
・待たせてごめんね。
・何か嫌な事をしてたのならごめんね。

すでにいろいろな事を探りながら謝っているのですが全く返答がないので原因がわからないまま。

『原因が確定していないのに謝り始めたのが悪かったのか』『これが彼女の中の何かに拍車をかけてしまったのか』『このやり取りで「こいつは何をしても謝るタイプの人間だ」と思われてしまったのか』などと思う事もありました。

結局、結婚生活が始まり離婚するまでの間、ありとあらゆる方法でこの無視攻撃に立ち向かってみましたが無意味でした。

僕の心が潰れるまで、一緒にいてわかったことは、

無視攻撃は最後まで直らない

という事だけです。
いろいろなタイプの怒り方をする人間はいてますが、うちのモラハラ妻の『無視攻撃』は最後まで直りませんでした。
むしろ悪化していました。

子どもの前であろうと、義理の両親の前であろうと、友人の前であろうと、機嫌が直るまで徹底的に無視され続けました。
『何かこの二人様子がおかしいな、喧嘩中か?』と、当然思われていました。
僕としては早く仲直りしたい気持ちもあるし、周りにも気を遣わせたくない、でもどうしようもできない、という気持ちのまま結婚生活のほとんどを過ごしていました。

これもう無視してるほうが大変じゃないか?という勢いでそれは最後まで続いたのです。

『今はまだ若いから・もう少し歳を取れば落ち着くはず』
僕もそう思っていました。
が、モラハラ妻が20歳から27歳(くらいかな?)になっても変わることがなく、落ち着くまでの間に僕の心が先に潰れてしまいました。

離婚した原因は『無視』という攻撃だけではありませんでしたが、これはかなり強烈なダメージでした。

原因は『勝手に漫画を買ってきたこと』

自分のお金で買ったのになぜ?同棲始めたけどまだお金のことについて何も決めてないよね?家賃や光熱費は僕が払うんですけど…、とモヤモヤが溢れました。

結論から言うと、

『お前のお金は私のもの』タイプのモラハラ妻だった

どうやら、同棲を始めた時点で僕のお金は彼女のものになってしまっていたようです。

無視が始まってから数時間後、彼女の口から出た言葉は、

勝手にお金使わないでくれる?

でした。

衝撃を受けました。

前に同棲していた元カノとは、お金は完全に別、家賃と光熱費は僕が払う、おごったりおごられたり、その場の流れでお金のやり取りは適当にしていました。

そんな僕は、モラハラ妻に「お金に対してしっかりしているんだなあ…」と思ってしまった。

この時点ではさすがにまだ、僕が稼いできたお金を全額彼女が管理する、なんて思っていませんでした。
付き合って一か月、同棲初日、お金の話はまだ何もしていないのですから。

これから先、お金についてどんどん彼女が本性を現していきます。

もう一つ分かった事は、

自分の機嫌が直るまで無視は続く

原因が特定されている事について謝っても許してくれません。
どれだけ心を込めて謝っても無視は続きました。

結局、自分の機嫌が直るまで返事が返ってくることはありませんでした。

この無視攻撃を発動させないように生活しているうちに、いつの間にか僕は口数が少なくなりました。
しかし、「もっと話しろよ!」とモラハラ妻を怒らせてしまう結果に。

彼女を怒らせないような無難な話、自分にとって全く興味のない話など、自分の気持ちを抑えつけて無理矢理話題を作っていました。

それでも彼女は怒り、無視を繰り返す。

まるで粗探しをしているかのよう

自分で気付いているのか気付いていないのかは不明ですが、まるで粗探しをして気になったポイントを見つけてはそれに対して怒る。

例えば、

料理番組で作られた料理を見て「美味しそ~」と僕が言うと、

「私が作った料理は不味いの?」
「あの料理嫌い」
「料理を作っているタレントが嫌い」
「お前の声がむかつく」
「しゃべんなって」
「理由はないけど何かむかつく」

という具合で、理由を作っては怒り無視を繰り返す。

『モラハラ以前にこれ何かの病気だろ』と思う人がいると思います。
僕もそう思います。

が、少しずつ少しずつ本性を現していたため、当時の僕にはよくわからなかったというのが本音です。

無視されないように、怒らせないように、相手の顔色をうかがい自分を抑えて生きていくというのは本当につらい。

それでも交際中に僕のほうから別れを切り出さなかったのは好きだったからです。

別れる決断よりも、『いつか落ち着いてくれるだろう』という甘い考えがありました。

結果、落ち着くことはなく、さらに凶悪になりました。